こんばんは歯科衛生士の橋本です!
お子さんの指しゃぶりは何歳までにやめた方がいいかご存知ですか?
3~5歳を過ぎても指しゃぶりを続けていると、歯並びが悪くなってしまう可能性があります⚠️
3歳ごろまでは指しゃぶりをしていても歯並びに影響することは少ないといわれています。
○指しゃぶりを長く続けていると起こる事
1.歯の生え方に歪みが生じる
指しゃぶりを続けることで、歯の生え方に歪みが生じることがあります。
例えば、前歯が出っ歯になることや、奥歯の位置が変わることがあります。これらの問題は、指しゃぶりが長期間続く場合に特に起こりやすくなります。
2.奥歯のかみ合わせに影響がある
指しゃぶりをすることで、上下の歯の噛み合わせが崩れることがあります。
特に奥歯の位置が変わることがあり、奥歯の間隔が広がることがあります。
3.虫歯や歯周病のリスクが高まる
指しゃぶりをすることで、唾液の分泌が減少し、口の中が乾燥することがあります。
このため、歯の表面に細菌が繁殖しやすくなり、虫歯や歯周病のリスクが高まることがあります
指しゃぶりをやめるための対策
①おしゃぶりを与える
指しゃぶりは、赤ちゃんにとってストレス軽減や安心感を与える大切な行動です。指しゃぶりをやめたくても、突然やめるのは難しい場合があります。このような場合には、おしゃぶりを与えることで指しゃぶりの代替となる方法を採用することができます。
②指しゃぶりをした際に注意する
指しゃぶりになりそうなときに注意を促すことで、指しゃぶりの回数を減らすことができます。
指しゃぶりを始めそうな時に手をさわり注意を促す、指しゃぶりをしているときに軽く触れるなどのやり方があります。
③手袋をはめる
指しゃぶりをやめるために、手袋をはめる方法もあります。
手袋をはめることで、指しゃぶりができなくなるため、指しゃぶりの習慣を断ち切ることができます。
④歯科医院で相談する
指しゃぶりが長期間続く場合には、早めに歯科医院に相談することが大切です。
子どもに合わせた適切な指導を行っていきます。
歯並びに問題がある場合には、矯正治療などの提案を行います☝️