上唇小帯(上唇のすじ)の異常とは?

こんばんは歯科衛生士の橋本です!

 

学校検診などで上唇小帯の異常と言われたことありますか?

今回は上唇小帯についてご説明致します!

 

 

 

上唇の中央から歯茎へと伸びる粘膜の【すじ】を上唇小帯と言います。

上の写真は正常な上唇小帯です。

 

 

 

こちらの写真は、上唇小帯異常の状態です。

上の写真と比べてみると分かりやすいです。

 

【原因】

⚪︎上唇小帯は発育とともに徐々に縮小し、目立たなくなっていくが、何らかの原因によってこれが不十分な場合、治らないことがあることが原因です。

 

【症状】

⚪︎上唇小帯付着異常(上唇小帯短縮症)とは、このすじが歯茎の頂点まで伸びているもの。永久歯の真ん中を閉じることができず、すきっ歯(正中離開)の要因となることもある。

 

【治療法】

⚪︎大きくなるににつれて徐々に細く短くなったり、転んだり、ぶつけたりした時に切れてそのまま正常な位置に治ってしまうという事がほとんどです。

⚪︎自然に治らなければ、前歯が生えてくる時期を目安にすじを切除する外科的処置が行われる。

 

 

 

人それぞれで、切除しなくてもいい場合もありすし、した方がいい場合もあります。

切除する時期は個人差もありますので、もし気になるようでしたら歯科医師にご相談ください☝️