こんばんは歯科衛生士の橋本です😄
ここ最近、地震や洪水など自然災害が多く起こっています。
いずれの災害も、いつどこで起こるかわかりません。甚大な災害が起こった場合、避難所での生活を余儀なくされることになります。
災害時は、まず命にかかわる救命救急への対応が優先されますが、避難生活が長引くと、特に高齢者には、歯みがきなどの口腔内をきれいにするケア(口腔ケア)が「命を守る」ことにもつながります。災害時だからこそ口腔ケアが必要です⚠️
- 幼児・児童
甘いお菓子や飲み物の「ダラダラ食べ」は、むし歯を多発させます。おやつの時間を決め、食べた後はお茶などで口を清潔にし、大人が仕上げ磨きを行いましょう。 - 入れ歯を使用している方
入れ歯の紛失、破損がないか尋ねましょう。食後は自分の歯と入れ歯、舌などのケアを行うよう声掛けを行いましょう。 - 食べる・飲み込む機能が低下した方
口腔ケアに加え、食事の際の姿勢や飲み込みやすい食事内容や形態への配慮、舌やくちびるを動かすお口の体操が必要です。 - 口腔ケアに介助が必要な方
周りの方が口腔ケアを手伝いましょう。 - 糖尿病患者など全身疾患のある方
歯周病が悪化しやすくなるので、口腔ケアは重要です。
災害が発生した直後の避難所では、口腔ケア用品が不足します。いざというときの避難袋に「歯ブラシ・コップ」などを入れておきましょう🪥
- 歯ブラシ、コップ
- 歯間ブラシ、デンタルフロス
- うがい用薬液(マウスウォッシュ)
- 歯磨きガム(シュガーレスガム等)
- 入れ歯などを使用している方は、保管ケースや歯洗浄剤など
いつ何が起こるか分からないので早めに避難用バックを用意しておきましょう☝️