口周りのクセが歯並びに影響!?

こんにちは。歯科衛生士の森永です。

今日は口腔筋機能療法(MFT)についてのお話です🦷

 

こんなお悩み、ありませんか?

・口がいつもポカンと開いている。

・食べるのが遅い、飲み込むときに変なクセがある。

・歯並びが気になってきたけど、まだ矯正は早い?

こうしたお悩み、実は「お口の筋肉」が関係していることがあるんです。

✅ MFTとは

舌や唇、頬などのお口まわりの筋肉を鍛え、正しく使えるようにするトレーニングです。

子どもから大人まで、歯並びや口呼吸、発音、飲み込み方などに良い影響があります。

✅ なぜ大切?どう関係あるの?

  • 舌の位置が低いと:前歯を押して出っ歯や開咬に
  • 口呼吸がクセになると:口が乾いてむし歯・歯周病リスクアップ
  • 飲み込み方が間違っていると:矯正しても後戻りすることも

✅ 何をするの?

  • 舌を上あごにつける練習
  • 唇を閉じる力をつけるトレーニング
  • 飲み込みのクセを直す練習
  • 呼吸の仕方(鼻呼吸)を身につける練習

✅ 矯正とは違うの?

→ 矯正は歯を動かす治療、MFTは筋肉を正しく使う訓練。両方を組み合わせるとより効果的です。

お口のクセが原因の歯並びの悪さだったらせっかく矯正で綺麗に並べてもクセが直らない限り後戻りしてしまうリスクが高くなると言うわけです🥲💦

逆を言うと歯が並び始めている段階ならお口のクセが直れば大掛かりな矯正がいらないケースもあります。

 

Q. 何歳からできるの?

→ 基本的には4〜5歳から。大人でもOKです!

 

歯並びの悪さはご自身の顎の骨と歯の大きさの不調和や、先天性欠損によるものだけではなくこういったお口周りのクセも多いに関係しています!成長過程であるお子さんの口が常に空いていないか、飲み込む時に舌を突出させていないか等観察してみる機会を作ってみてくださいね☺️✨

私も最近息子が食事をモグモグ食べるようになったので観察中です!(笑)